5月のワイン会も無事に終了しました。
ご参加下さったお客様ありがとうございます。
毎月どんなテーマでやるか、合わせるワインは何を選ぶか色々と悩みますが、私達にとっても良い勉強にもなりますし、改めて州の歴史や郷土料理ワインの個性などより深く知る良い機会です。
いつもありがとうございます。
今回のワイン会の内容はこちらです。
アルトアディジェ編
本日のワインとお料理
- Kellerei Gries Mauracher Pinot Bianco そば粉のポレンタ
ケラーライ グリエス マウラヒェル ピノビアンコ : ピノ ビアンコ 100%
アルトアディジェの定番として外せないピノ ビアンコ。良い葡萄だけをセレクトし、酸化させずの完璧な状態で醸造する事で、クリーンで本物の酸を感じられるワインに仕上がっています。
- Peter Zemmer Gewurztraminer サーモンのタルターラ
ペーターゼンマー ゲヴェルツトラミネール : ゲヴェルツトラミネール100%・
引き締まった酸、生き生きとしたミネラル感が感じられる、芳醇な香りの透明感がある白ワインの印象があります
- Peter Zemmer Schiava Gentile サルシッチャと野菜のラグー
ペーターゼンマー スキアーヴァ ジェンティーレ : スキアーヴァ100%
スキアーヴァ種の軽快で心地よい飲み口。スミレの花やラズベリー、サクランボを思わせる軽やかで澄んだ果実の心地よい香りに、ほんのりとアーモンドのような香ばしいニュアンスが綺麗に重なります。
- Peter Zemmer Pinot Noir ポルチーニのカーネデルリ
ペーターゼンマー ピノ ノワール : ピノネロ100%
新鮮な果実の香りが魅力的で、味わいもピュアな果実味と綺麗な酸味のバランスが優れている。軽快なタンニンがとてもチャーミング。
- Peter Zemmer Lagrein Raut 鶏もも肉のチロル風ロースト
ペーターゼンマー ラグレイン ラウト : ラグレイン100%
ラグレインはアルト アディジェで最も個性のある品種として知られ、今とても注目されているブドウ。このブドウからできるワインは、果実味が豊かで色が濃く、繊細なタンニンと冷涼な酸味。複雑な香りを持ち、そしてパワフルさがあるのが特徴。
6 Kellerei Gries Vinalia リンツァートルテ
ケラーライ グリエス ヴィナリア : モスカートジャッロ 100%
モスカートジャッロの華やかな要素を感じられるものの、アプリコットや黄色いジャム、熟れた果実を思わせるパッシート的な香りが強く、アカシアや蜂蜜を思わせる陰干し系ワインらしい濃縮された甘さがある一方、フレッシュで芳醇な果実実に溢れた味わいもある。
トレンティーノ・アルト・アディジェは、イタリア最北端の州で優良なワインを生産している地域です。スイス、オーストリアに接する北部アルト・アディジェ地区と州都トレンティーノがある南部トレンティーノ地区に分けることができますアルト・アディジェ地区は、長い間オーストリアに支配されていた歴史を持ち、南チロル地方とも呼ばれ、ドイツ語圏文化の影響を強く受けています。第一言語はドイツ語で第二言語がイタリア語であり、道路標識やワインのラベルも両方表記されているのが見受けられます。
北緯46度上に位置し、ちょうどフランスのブルゴーニュの中心部と同じ緯度です。周りを山で囲まれた冷涼なこの地域で、優良なワインが生産されるには、二つ理由があります。
一つ目はぶどうが熟す夏の日の朝に、渓谷の底で温められた空気が斜面にあるぶどう畑を駆け上がることによるものです。暖かい空気は上に上がろうとする性質があり、そのおかげで美味しいワインができる条件の一つである良く熟したぶどうを得ることができます。二つ目は、山々を照らす明るい日差しがあることです。
「ケラーライ・グリエス」
イタリア最北の地域の州、南チロルと呼ばれるアルトアディジェで1908年に誕生した協同組合がケラーライ・グリエスです。この時代、多くの葡萄農家はワイナリー主導で葡萄を販売していたため、充分な利益を得ることが出来ないでいました。この状況を打開するため、1908年にグリエス地区の60軒の農家が、ワイン醸造とマーケティングのためのワイナリーを協同で設立しました。これが、イタリアで最初の協同組合(カンティーナ・ソチャーレ) とされています。イタリアへの併合後、ボルツァーノの都市化により、グリエス地域の葡萄畑は減少しましたが、量よりも品質を重視する姿勢に転換。アルト・アディジェを代表するワイナリーへと成長しました。
「ぺーター ゼンマー」
ゼンマーのワインの特色はどれも高い香りに恵まれているということ。これは昼夜の温度差に由来する。
5月ワイン会のテーマはアルトアディジェ編です!
オーストラリアとスイスに隣接する北イタリアのアルトアディジェ。ワインの名前にもドイツ語が書かれていたり、今でも言語として使われていたりと、とても歴史深い場所の郷土料理6品とワイン6種のペアリングです。
5/30(水)・5/31(木)
お一人様:¥10.000-【税込】
時間:19:00~スタート
定員:各日12名
参加のお申し込みはお店に直接フェイスブックにメッセージにてお願い致します。
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