2017 第14回Incontraワイン会

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ご参加ありがとうございます。

簡単にですが、今回の説明です。

 

フリウリヴェネツィアジューリア編

本日のワインとお料理

 

 

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  1. Emilio Bulfon Scjaglin Spumante Extra dry               スズキのソテー

エミリオ ブルフォン シャリン スプマンテ エクストラドライ : シャリン100%

薄緑がかった麦わら色。リンゴや梨などの果実の香り、白い花やスパイスの香りのニュアンスも。フレッシュな果実味とともに、

程よい甘み、綺麗で柔らかい酸が広がり、余韻が長く持続。

 

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  1. Tercic Vino degli orti 2013                           アスパラのグリル 卵のタルターラ

テルチッチ ヴィーノ デッリ オルティ 2013 : フリウラーノ50% マルバァジアイストリアーナ50%

ヴィーニョ・デッリ・オルティとは「野菜畑のワイン」という意味。2種類のブドウを野菜のように混植して造ることに由来します。柑橘を思わせる爽やかな風味です。きれいな酸がワインのボリュームを程よく和らげ、美しい余韻を作り上げます。

 

 

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  1. Di Lenardo Chardonnay Monovitigno 2015                      ホタテのリゾット

ディ レナルド シャルドネ モノヴィティーニョ : シャルドネ100%

輝きのある明るいイエロー。白や黄色の繊細な花、フレッシュパイナップル等の熟れたフルーツの香り。フレッシュでみずみずしい果実感、無理のない自然なブドウの厚みある味わいとエレガントな酸味、ミネラルの旨みが心地よく、味わい、風味共に絶妙なバランスを保ちながら余韻に繊細な旨みがじわりと広がります。

 

 

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  1. Di Lenardo Ronco Nole 2015               カボチャの焼きニョッキ・焦がしバターソース

ディ レナルド ロンコ ノーレ : メルロー50% レフォスコ25% カベルネソーヴィニヨン&フラン25%

香りは、まさに熟したチェリー。オーク樽で1年間熟成されているので、バニラチック名な香りも認められますが、過度なものではありません。ワインにアクセントを付ける香りです。キンモクセイやラベンダーの香りを真っ先に感じます。カシスジュースのようなフルーティさも感じ、優しい果実味、綺麗な酸が続きます。また、タンニン(渋味成分)は滑らか。

 

 

 

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  1. Tercic Merlot 2012                             牛ほほ肉とパプリカの煮込み

テルチッチ メルロ : メルロ100%

落ち付いた輝きを持った濃いルビーレッド。樽熟成のワインが持つ軽いバニラの香りとともにブルーベリーや

桑の実などの香り時間とともに香りが増していきます。タンニンは丸味を帯び、こなれた果実味とともに複雑さを形成。

飲み進むほどに凝縮されたエレガントな余韻。

 

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  1. Lusint Picolit Stocco                            バナナのカッサータ

ルーシント ピコリット ストッコ : ピコリット100%

手摘みで収穫したブドウを選別し、乾燥(アッパッシメント)させたブドウを手動で圧搾。搾った果汁をゆっくりと沈殿させ、アルコール発酵。

「ルーシント」とはフリウリの方言で「光り輝く」という意味で、その名の通り、 美しく輝く透明感のある黄金の色調。

ハチミツや果実のシロップ漬けのアロマがそのまま口の中に広がり、しっかりとした甘さと酸味、

ミネラル感が程良く混じり合った上品な味わいです。

 

 

Emilo Bulfonエミリオ ブルフォン

忘れ去られ、絶滅に瀕していたフリウリの土着品種を発見し、近年見事に復興させ素晴らしいワインを産み出すオーナーのエミリオ・ブルフォンは農業学校を卒業し、何件かのフリウリの生産者の元で修行をした後、1964年に現ワイナリーをヴァレリアーノに起こし、古い土着品種が絶滅に瀕していることを知り、その品種の研究と復興活動に尽くしました。1600年の終わり頃800種もあったフリウリの土着品種は現在では約200種と、4分の1にまで減少してしまっていたと言います。

今でこそ土着品種の個性が再認識されましたが、この時代はワインが国際化へ向けてフランス品種などを取り入れ近代的なワイン造りへと向かい始めた時期だった事もあり、ワイナリーは苦労の連続でした。しかし愚直なまでに土着品種にこだわり続けた努力が結実し、今ではその活動が認められ、イタリア最大のワイン見本市ヴィニタリーの2010年度開催の会場内で「イタリアの葡萄栽培界に大きな貢献をした」として「カングランデ・デッラ・スカーラ」という偉大な賞を獲得しております。

 

Tercic テルチッチ  土地の可能性を信じ、独自の手腕で直向きに醸造を行うワイナリー

テルチッチは、スロヴェニアとの国境沿い、名醸地として名高いコッリオに位置します。もともと大規模なワイナリーにブドウを売る栽培農家でしたが、3代目のマティアズが、1989年にヴィエディロマンスのジャンフランコ・ガッロと出会った事をきっかけに、その指導の下、自らの土地の可能性を信じ、独自のワイン造りを始めました。丘陵地に広がるコッリオは、北側のアルプス山脈からの冷たい風と、地中海からの温暖な風の影響を受け寒暖差が大きく、果実味と酸の豊富なブドウが収穫されます。9haほどの畑から生み出される年間僅か40,000本のワインは、いずれも豊かな果実味を持ち、酸とミネラルの調和した素晴らしい味わいがあります。

 

Di Lenardo ディ レナルド 小さなカンティーナが作る高品質・少量生産のワイナリー

レナルド家の歴史は1800年初頭に始まります。10年程前にワイン作りにおいて大改革を行います。それはまず、レナルド家の畑に最もあった葡萄品種を研究し、それを厳選して栽培することでしたそして更に、その葡萄自体の凝縮度を高めるために、1ha当たりの葡萄の収量を厳格に調整し、また、洗練された新しいテクノロジーを積極的に取り入れることにも努力をしました。その結果、近年、ワインの個性・品質を飛躍的に向上させることに成功。ワイン作りは伝統的手法の良い部分と最新のテクノロジーをうまく融合させた形で、手間暇を惜しまず、決して量を求めない高品質・少量生産を貫いています。

 

Stocco スコット 

100年以上も前からブドウを造り続けているストッコ フリウリの東端、ウーディネ県のビチニッコで100年以上前からブドウ栽培に携わってきたストッコ家。1960年代までは自家用のワインをもっぱら造ってきましたが、1970年代に入り本格的なワイン造りを始めます。ヴィーニタリの国際コンクールで賞を獲得するなど、その実力を徐々に高めてきました。 現在は4代目のアンドレア氏がさらなる品質向上を図り、高い評価を受けています。

ご参加下さったお客様ありがとうございます。

 

6月のワイン会 テーマは

エミリアロマーニャです。世界に有名な食材をたくさん持っている州

です。当店でも使用しているパルマ産生ハムやサラミ。ボロネーゼ発祥の地。等たくさんございます!料理6

品に対しワインを6種類ペアリング。どうぞ、お楽しみ下さい。

6/28(水)・29(木) 19:00スタート

参加費:¥10.000- 【税込】

定員:各日12名

参加のお申し込みはお店に直接TELもしくはフェイスブックへ直接メッセージをお願い致します。

 

第14回となるIncontraワイン会はフリウリヴェネツィアジューリア州をテーマに料理6品、ワイン6種をペアリング。
イタリアのフリウリといえば代表的な固有品種の白ワイン産地として有名ですが、近年では赤ワインにも注目が集まっています。そんな個性あるワインと料理を是非、お楽しみ下さい。
 
5/24(水)・5/25(木)
時間  19:00スタート
参加費 ¥10.000-【税込】
定員 各日12名
 
参加のお申し込みはお店にTelまたはフェイスブックに直接メッセージでお願いいたします。
また、予約後のキャンセルについては、当日3日前までにお願い致します。それ以降のキャンセルについてはキャンセル料を頂戴する場合がございますのでご了承下さいませ

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