9月のワイン会22・23・24と満員御礼で終了いたしました。参加してくださったお客様ありがとうございます。

今月のワインと料理、そして簡単にですがカラブリア州の説明です。

2016 第7回Incontraワイン会・カラブリア編

  ドヴィ メトドクラシコ BRUT
1.Dovi Metodo Classico     サンマのトルティエーラ
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  ティンパデルプリンチペ
2.TIMPA DEL PRINCIPE IGP Calabria        ヒラメのソテー
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   ポッリーノ ビアンコ
3.Pollino Bianco DOP Terre di Cosenza            ピエトロ風リガトーニ

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    カベルネソーヴィニヨン
4.CABERNET SAUVIGNON IGP Calabria   豚肉とひよこ豆のラグー

dsc00495<    ポッリーノ ロッソ 5.Pollino Rosso DOP Terre di Cosenza       鶏肉と玉ネギのロースト dsc00496

 
6.モスカート ディ サラチェーナ        ドライフルーツのジェラート
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今回のフェッロチントのワインをインポートしているアルトリヴェッロ社の伊東さんにもお越し頂き、ワインの説明をふんだんににしてもらいました。
私たちも大変勉強になりました。
ありがとうございます。
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10月のテーマはラツィオ州です。ローマのある州での開催です!!
10/26(水)・27(木)・28(金)での予定です。
宜しくお願いいたします。

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カラブリア州の特徴・特産物・郷土料理など
カラブリア州は、イタリア半島南部、長靴のつま先の部分に当たり、海に囲まれたカラブリア半島に位置する。全体的にアペニン山脈の一部をなすシ-ラ山地からなる州である。この地の平野部は少なく、4分の1しかないが、1950年以降農地改革が進み、オリーブに加え、オレンジ等の果実栽培が盛んに行われるようになった。 シチリア島を望む海岸線沿いには古代ギリシャの遺跡が多く残されていて、その自然と共に観光的魅力を持っている。州都はレッジョ・カラブリア。カラブリア州の海岸線沿いは地中海性気候のため夏は暖かく、丘陵地帯は標高が高く緯度の割には冷涼なため、南地方特有の果実味たっぷりの濃厚ワインというよりは、酸、ミネラルが しっかりある透明感のあるワインが出来上がります。カラブリア州 は、丘陵地帯が多く平野部はおよそ10%もありません。そのため、ブドウの栽培に適した土地も少なくイタリアでも小さな産地の1つです。土壌は火山性土壌でミネラルを多く含んでおり、そこで育ったブドウから造り出されるワインも力強いミネララルが特徴となります。生産されているワインの70%近くを赤ワインが占め、多く使われる品種は土着品種のガリオッポ。力強くフルボディで長熟に向いたアルコール度の高いワインが出来上がります。ロゼに> もこの品種がよく使われています。白ワインで多く使われる品種はグレコ・ビアンコやトレッビアーニ。D.O.P.は9(全て元D.O.C.)。また同じ火山性土壌を持つシチリアが注目を集め> たようにカラブリア州も最近注目されています。 チーロ D.O.P (D.O.C.)チーロの歴史は古く古代ギリシャから名の知られた銘上産地でした。しかし一時期、価格に見合わない低品質なワインが造られてしまい、その名声を失いました。現在では、醸造技術の 向上や生産者の努力に伴い、バランスの取れたワインが造られています。ガリオッポから造られる赤ワインがメインですが同じくガリオッポで造るロゼとグレコ・ビアンコで造る白ワイ ンもあります。ぐるりと海に囲まれているため漁業も活発で背の青い魚がよく料理に登場する。山岳地帯では山羊や羊を飼い、個性豊かなチーズをつくり、精肉として利用する。豚肉の加工品も伝統的につくられ、ソップレッサータなどがDOP指定されている。カラブリア州の食で最も特徴的なのはペペロンチーノ(赤とうがらしを)使う料理。パスタに加¥「」たり、ソースに加えるなどしてさまざまにつかわれている。

【蔵名】 テヌテ フェッロチント
【所在地】 カラブリア州 カステロヴィッラリ
【オーナー】 カミッロ=ノラ( カンポヴェルデSPA)
【エノロゴ】 マルコ=モンキエロ/ステファノ=コッポラ【設立】 2007年

カラブリア州とバジリカータ州にまたがるポッリーノ山脈の麓、コセンツァ地方カステロヴィッラリ。
酪農や果物の栽培を行なう数件の農家からなるカンポヴェルデ社が手がけるワイナリーが、テヌテ・フェッロチントです。
葡萄栽培の歴史は古く、「始まりは記憶にも記録にも無い」そうですが、現在の土地の所有者であるノラ家が別荘をこの地に構えた1800 年代には、すでに葡萄畑があったようです。2007 年にノラ家の息子兄弟(ルイジ・フェデリコ)を中心に、ワイナリーを設立。パレルモ大学の紹介で、醸造家マルコ=モンキエロもコンサルタントに加わりました。ポッリーノ山脈の麓、標高250 ~ 450mの畑は昼夜の寒暖が大きく、雨もピエモンテ並みに降り、平均気温はトスカーナと同じとのこと。マルコ=モンキエロは、この地に北イタリア並みのミクロクリマがあり、葡萄栽培に適していると確信。無名なワイン産地でのチャレンジングなプロジェクトは今、始まったばかりです。
“ドヴィ”メトドクラシコ ブリュットステンレスタンクで醗酵・熟成。メトドクラシコ。瓶熟 最低24ヶ月。最も良い畑のシャルドネを用いた辛口スプマンテ。 シャルドネ100%
“ティンパデルプリンチペ”ステンレスタンクで醗酵・熟成。土着葡萄を綺麗に仕上げたワイン。華やかな香りと締りのある酸が特徴です。
グレコビアンコ50% モントニコ50%
ポッリーノ ビアンコ DOP テッレ ディ コセンツァト2011年に誕生した新しいDOPテッレ・ディ・コセンツァです。白葡萄のモントニコ100%のワインですが、この品種は今までは香り付けにブレンドされることが多かった品種。標高450M以上の寒暖差の大きい畑で、酸とミネラル豊富な土壌の恩恵を受けて育ち、しっかりとした骨格を持つワインに仕上がりました。ステンレスタンクで発酵。
モントニコ100%
カベルネソーヴィニヨンステンレスタンクで醗酵・熟成。程良く熟したミディアムボディのカベルネ。青過ぎず、適度なタンニンを持ち合わせたワインです。 カベルネソーヴィニヨン100%
ポッリーノ ロッソ DOP テッレ ディ コセンツァト2011年に誕生した新しいDOPテッレ・ディ・コセンツァです。
FERROCINTO、パレルモ大学などの研究で、このポッリーノエリアにもっとも適した黒葡萄はマリオッコという結論がだされ、新DOPにマリオッコが認められました。標高500Mの畑のマリオッコを使ったワイナリーの上級キュヴェ。
タンニンの柔らかな、高原地域をイメージできる一本です。ステンレスタンクでアルコール発酵後、6ヶ月バリックで熟成。 
マリオッコ100%

>第7回Incontraワイン会はカラブリア編です!
いつもは複数のワイナリーのワインを準備していましたが、今回は1つのワイナリーでのワイン会です。
泡、白、赤と合せて5種類のワインとそれぞれに合う料理でのマリアージュをお楽しみください。
最終日の24(土)には、今回のワインをインポートしているアルトリヴェッロ社の伊東長敏氏が東京から来てくださいます。
ワインのいろんなお話が聞ける機会でもあります。

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是非お楽しみに!ご参加お待ちしております。

9/22(木)23(金)24(土)
19:00スタート 参加費:¥10.000-
定員各日:14名様

申し込みはフェイスブックに直接メッセージかお電話にてお願いいたします。お電話の場合は16時以降に頂ければ幸いです。

宜しくお願いいたします。

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